股間の痒みで悩んでいる人って本当にいるのかな?もしかして自分だけ?なんて思ったことがありますか?男性の5人に1人は股間の痒みで悩んでいるそうですが、管理人もその一人でした。だから、その痒み、そのつらさ、十分に理解できます。「ちょっと背中をかいて」なんて気軽に言える部分ではありません。痒くてたまらないのにどうどうとかけない、相談しづらい、なかなか治らないと3拍子そろった陰嚢湿疹って本当につらいですよね。
管理人のつらい陰嚢湿疹の経験から立ち上がったサイト
管理人は陰嚢湿疹歴10年以上の経験を持つ1児の父親です。陰嚢湿疹が発症したときは20代でしたが、振り返ると長い戦いでした。股間のかゆみごときで病院に行くのも恥ずかしいと考え、なんとか自力で治そうといろいろな方法を試してきました。インターネットで同じ悩みを持つ男性がたくさんいることを知り、自分の体験を公開しつつ、インターネットの情報を集めて掲載するためにこのサイトを立ち上げました。
原因不明の陰嚢湿疹|管理人は20代のころから始まった
陰嚢湿疹による痒み地獄が始まったのは新社会人から
管理人が陰嚢湿疹を発症したのは新社会人になった20代からでした。初めての職場は品質管理を行うところだったので、専用のズボンや専用の制服を着用する必要がありました。防水防塵加工の施された制服は全身がよく蒸れる状態で、それに加えて密室での作業も多く、特に夏場は蒸し暑い仕事場でした。股間が非常に蒸れやすく陰嚢湿疹になりやすい環境だったと思います。
新しい生活環境と激しいストレス
初めての一人暮らしであったことや、かなりきつい職場だったためストレスも相当のものでした。仕事上いつでも股間をかけるわけではなく(普通は股間を気軽にかくことはありませんが)、痒くてたまらないのを我慢するというのがまたストレスの悪循環だったかもしれません。新しい生活で陰嚢湿疹を発症してからは、アセモアというスプレータイプの市販の汗疹(あせも)薬を常に持ち歩き、かゆくなったらトイレに行って使っていました。そのころからどんどんと陰嚢湿疹の症状は悪化していきました。
転職しても続いた股間の痒みとの戦い
個人的な事情で転職し以前の仕事とはぜんぜん違う仕事をするようになりました。蒸れる制服での立ち仕事から一転、デスクワークでの仕事になりいくらか蒸れ具合やストレスは軽減したはずでしたが、陰嚢湿疹の症状はまだ続きました。掻きむしりすぎて症状がひどいときには、陰嚢(金玉袋)にガーゼをまいて傷口が下着につかないようにしたりしていました。それくらい掻きむしって瘡蓋(かさぶた)になるという状態を繰り返していました。陰嚢がジュクジュクになっていました。
陰嚢湿疹からの解放そして股間の痒みの終わり
ステロイド剤という薬による荒治療でもなかなか治らない
あるときムヒアルファというかゆみ止めの薬の存在を知り、ステロイドが含まれていることやステロイドの危険も知らずに使用していました。ところがムヒアルファを塗ると驚くほどかゆみが治まり、瘡蓋(かさぶた)状態になってもかゆくなることはなく陰嚢がきれいになっていきました。とはいえ、治ったような状態が長続きするわけではなく、その後も一週間に一度くらいはまたかゆくなっていました。その度にムヒアルファを使っていましたがステロイドが含まれていることやその危険性を知ってからは怖くなってなるべく使用しないようにしていました。代わりにデリケアM’sという市販の陰嚢湿疹用のかゆみ止めを使ってしのいでいました。以前のようにガーゼをまかないといけないほど状態がひどくなることはありませんでしたが陰嚢湿疹の痒みは続きました。
洗濯洗剤を変えるという意外なことがきっかけで痒みが激減
結婚してからというものまたムヒアルファを使うことが度々ありました。あるとき奥さんに陰嚢湿疹の悩みを打ち明けると、ステロイド剤の使用を止めるようにすすめられ、奥さんの協力のもと生活習慣を変えてみることになりました。その甲斐あってか一ヶ月に一度か二度ほどは股間がかゆくなることがありましたが、軽めのかゆみ止めの薬などを使ってかくのを我慢できれば陰嚢湿疹がひどくなることはなくなりました。そしてさらに、洗濯洗剤を自然派のものに変えてからはまったくかゆくなることがなくなりました。このことはサイト内でも紹介していますので、陰嚢湿疹に悩んでいる人はぜひ一度試してみてほしいと思います。
陰嚢湿疹は生活習慣が大きく影響しているかもしれない
原因不明といわれる病気や症状というのは陰嚢湿疹だけではありません。管理人は他にもいろいろと健康の悩みを抱えていますが、インターネットで調べると原因として考えられることによく挙げられているのが「ストレス」でした。管理人の経験からしても陰嚢湿疹の原因には生活習慣やストレスが大きく関わっているのではないかと感じます。単に睡眠不足や食生活だけではなく、使用してうる洗濯洗剤や体を洗う石鹸など直接的に体にストレスだと感じないようなことが原因であるかもしれません。陰嚢湿疹を改善するためにはどうしても長期戦になってしまうのはこういうことが原因かもしれません。生活習慣の改善は陰嚢湿疹にかぎらず健康を保つには欠かせないことですので、まずは生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。