陰嚢湿疹(陰金)で生じる股間のかゆみというのは、管理人的には我慢できないかゆみというわけではありません。
しかし、ついついかいてしまうようなかゆみなんです。
かゆみというのは「かゆみのメカニズム」で書いたとおり、ヒスタミンという物質の悪循環によって増していくのですが、管理人の場合は一度かいてしまうと隣の部分がかゆくなるんです。で、思わず隣の部分もかいてしまい、またさらに隣の部分がかゆくなるという悪循環になります。
そうすると、初めはかゆくなったところを少しかいてすぐにかゆみ止めの薬を塗っておこうと思うのですが、気がつけば陰嚢(金玉袋)全体が、ひどいときには陰茎(ちんこ)の部分までかいてしまうことがありました。
まるで、かゆみが移動していっている感じでした。
何にしても、油断して一度かいてしまうと、陰嚢湿疹の状態は必ず悪化してしまうということです。