ステロイド剤は皮膚の治療などに用いられる成分です。
強力に炎症を抑える作用と免疫の働きを弱めてアレルギー反応を抑える作用があり、皮膚疾患には非常に効果があります。
ステロイド剤の副作用
ステロイドは長期に使用するといろんな副作用が起こる可能性があります。
- 皮膚の組織を破壊する
- 皮膚のタンパク質代謝を低下させる
- 体内のホルモンバランスを乱す
陰嚢に使用する場合は特に注意
特に陰嚢(金玉袋)に使う場合は注意が必要です。陰嚢は腕(吸収率の基準値)と比べてステロイド剤の吸収率が42倍もあります。
ステロイド剤は即効性にすぐれているため、かゆみを感じたりかきむしってしまったりしたときについつい使いたくなりますが、長期にわたって使用した場合に出る副作用は回復するのに時間がかかるそうです(いまのところ管理人は副作用を体感していません)。
疥癬には絶対に使わない
陰嚢湿疹(陰金)に似た病気に疥癬(かいせん)という病気があります。疥癬にステロイドを使うと病状が悪化してしまいますので、十分に注意して下さい。
とにもかくにも、なるべくステロイド剤は使わないようにするのが良いです。