理化学研究所(理研)がアトピーのモデルマウスでアトピー性皮膚炎発症のメカニズムを解明し、発症の予防方法を発見したとのニュースがありました。同じ皮膚炎として陰嚢湿疹の原因も究明できればうれしいですね。
陰嚢湿疹にも有効?理化学研究所が発見したこと
この記事をネットニュースでパッと見てアトピーの原因が発見されたのか!とうれしい気持ちで理化学研究所のHPをチェックしてみたのですが、化学知識のない管理人が読んだ範囲でまとめてみるとアトピーの原因の発見ではなく、アトピーになったネズミ研究で原因遺伝子を解明したようです。そして、ワセリンを塗ると予防できる可能性があると発表されました。もっと聞いたこともない薬で予防するという発表でもあるのかとおもいきや「ワセリン」で予防とのことでした。
ワセリンがアトピー予防にいいことが科学的に証明された
理化学研究所の報告によるとワセリンを塗ることで皮膚バリアの破壊を防ぐ働きがあるようです。外からの刺激をワセリンがブロックしてくれるということかなと理解しました。管理人の子供もアトピー性湿疹だった時小児科の先生からアトピーになったら保湿がとても大切だといわれたので、いろいろ調べて馬油やワセリンを塗るようにしていました。ワセリンはハンドクリームやボディークリームのように皮膚に浸透していくというよりは、皮膚の周りにべったりくっついて皮膚にラップを巻いているような感じになります。そのおかげで外部からの刺激物が皮膚に入り込まないようにブロックしてくれているようで、塗った直後はベタベタするだけで皮膚が潤ってないように感じるのですが、時間がたつといつもガサガサに乾燥して荒れていた肌がみずみずしくなってアトピーによるかゆみがましになっていくという経験を何度かしました。
股間のかゆみにワセリンは効くのか?
股間がかゆくなる陰嚢湿疹の原因はいろいろ存在しているのですが、普段から肌が乾燥しがちでアトピー体質の場合は陰嚢湿疹もアトピー性の可能性があるので、股間にワセリンを塗るのもありかもしれません。ワセリンコートによって外部刺激がなくなるだけで治る可能性も出てきます。ただ、ワセリンそのものに薬効成分があるわけではないので、激しく炎症を起こしていたり、ただれて汁が出てしまっているような場合には陰嚢湿疹の薬を塗るほうが効果的かもしれません。
陰嚢湿疹に効けばコストパフォーマンス最高
ワセリンで自分の陰嚢湿疹が治るとすれば、コストパフォーマンスは最高です。しかも陰嚢湿疹専用の薬ではないので、家族に怪しまれずに済みますし体中に使えるので、一家に一つ大容量のものを常備しておけばいつでも使うことができます。カサカサの股間のかゆみにワセリンを一度ためしてみてはいかがでしょうか?