陰嚢湿疹にも使われている【デリケア】
陰嚢湿疹の薬で有名なのは【デリケアM's】ですが、こちらの【デリケア】は女性のデリケートゾーンのかゆみ対策のための薬で、同じシリーズです。実はこのデリケアのほうが先に発売されています。なので、デリケアM'sはデリケアの弟ということになります。ところでこちらはパッケージもピンクで女性向けということになっていますが、だからと言って女性しか使ってはいけないということでもないそうです。デリケアM'sとちがってメントールが入っていないので、刺激が嫌いな人はこちらのほうがいいかもしれません。
【デリケア】と【デリケアM's】の違い
有効成分 | はたらき | デリケア | デリケアM's |
ジフェンヒドラミン(塩酸塩) | かゆみを止める | 1.0g | 2.0g |
グリチルレチン酸 | 生薬由来成分で、かぶれなどの炎症をしずめる | 0.5g | 0.2g |
イソプロピルメチルフェノール | 雑菌の繁殖を抑える | 1.5g | 0.1g |
トコフェロール酢酸エステル | 血行を促進し、患部の回復を早める | 0.5g | 0.5g |
アラントイン | 荒れた皮ふ組織の修復を助ける | 0.2g | なし |
l-メントール | 清涼感を与え、かゆみをしずめる | なし | 0.5g |
デリケアを発売してる池田模範堂さんの公式サイトに掲載されていたそれぞれの表をもとに、違いが分かりやすいようにまとめてみました。入っている成分に大きな違いがあるわけでもないようですが、かゆみを止める成分や雑菌を抑える成分に含有量の違いがみらっれました。かゆみを止める成分はデリケアM'sのほうが多いので、同じ股間でも男性のほうがかゆみがきついのかなという感想を持ちました。やはり大きな違いはメントールが入っていてスース―するかというところでしょう。刺激が苦手で、かつかゆみがまだ我慢できそうなら、デリケアM’sよりもデリケアのほうがよさそうです。ただ薬局で買うのはちょっと恥ずかしいかもしれないので家族に買ってきてもらうか、ネットで買ってためしてみましょう。