陰嚢湿疹の痒さが我慢できれば楽勝
なった人にしかわからないと思いますが、陰嚢湿疹(いんのうしっしん)は本当にたまらなくかゆいです。痛いのは我慢できるのですが、痒いのはどうやっても我慢できなくて、後先構わず掻いてしまいます。このしつこい陰嚢のかゆさに負けずかきむしることを我慢できれば、陰嚢湿疹を治すのは難しいことではありません。かゆみを抑える方法として管理人は多少の薬の使用はやむをえないと考えていますが、やはり薬はなるべく使いたくないという人も多いことでしょう。そこで1つおすすめしたいのが、陰嚢(金玉袋)を冷やすという方法です。痒い部分を冷たいもので冷やすのですが、アトピー性皮膚炎で同じ方法でかゆみを抑えている人もいるようです。
冷たい感覚はかゆみの感覚にまさる
NHKのある健康情報番組の実験で、蚊に刺された場合、蚊に刺された腕とは逆の腕を冷やすことで、かゆみが治まったというのがありました。脳の中では刺激の優先順位が決まっているらしく、「冷たい」と「かゆい」では「冷たい」の方が優先順位が上のため、冷やすことによって優先順位の低い「かゆい」を感じなくなるということだそうです。陰嚢湿疹のかゆみも冷たさでごまかすことで、かゆみを抑えかきむしりを抑えることができそうです。
保冷剤などを使って陰嚢を冷やす
管理人もかゆみによるかきむしりを抑えるべく、冷凍庫にある氷を使って陰嚢部分を強引に冷やしていましたが、氷を使うと溶けてそこらあたりが水浸しになるので、氷をガーゼやタオルなどに包んで使っていました。面倒くさいので、氷を使わなくても家にある保冷材を使えば十分に冷やしてくれます。最近は100円ショップなどにも保冷剤が売っていますし、1つ買っておいても良いかもしれません。写真ような氷嚢(ひょうのう)に氷を入れて使うのもありでしょう。管理人の経験からすると、氷を使う場合そのまま使うのはとても危険です。氷が陰嚢にくっついて大変なことになります。氷をそのまま使う時は一度氷を水につけてから使うようにしてください。